LEDとは?蛍光灯の違いは?メリットは?デメリットはなし?
今回はLEDについて説明、裏話等していければと思います。
- LEDとは?
- LED照明器具とは?
- 電気代はどうなる?
- LED照明器具の寿命は?
- まとめ
1.LEDとは?
「Light Emitting Diode」の略で、日本語では「発光ダイオード」と言います。
歴史は少し古く1960年代から開発、1990年代から青色、緑色の
開発がされ、1996年に白色が開発されて照明器具の光源とし一気に拡大
していきました。
2.LED照明器具とは?
LED「発光ダイオード」を光源とする照明のことで、器具本体、LEDモジュール
ソケット、モジュール用制御装置などで構成されます。
ここ10数年ほどで一気に流通し、当初は高価なため蛍光灯照明器具のほうが採用されていたが、ここ数年で価格がさがり、新築物件≒LEDとまで言われるようになった。
新築の際に蛍光灯照明器具を設置しようとする業者がいたら要注意です。(もうそんな業者はいないと思う)
3.電気代はどうなる?
もちろん従来の蛍光灯照明器具よりは同じ明るさなら電気代は下がります。
同じ明るさならと書きましたが、LEDだからと調子に乗り明るいものを
設置すると電気代が上がる恐れもあります。
これは、僕が実際に試算した4階建テナントビルの経済比較表です。
みていただければわかりますが、単純に年間電気代が
蛍光灯:1,341,723円/年
に対して
LED:498,049円/年と1/2以下となります。
電気代にプラスして、蛍光灯はランプも基本的に消耗品ですので
その点でも違いが発生するかと思います。
これは、4階建てテナントビルでの例ですが、一般住宅でも同様に電気代の
コストダウンを期待できます。
LED導入費用で8,500,000円かかったとしても、8.5年ほどで元が取れる
計算となります。それではLEDは8.5年も使えるものなのでしょうか?
4.LED照明器具の寿命は?
寿命については、LEDモジュールとそれ以外の部位にて考えていきましょう。
・LEDモジュール
白色LED(一般用照明器具)の寿命の定義は
「LEDモジュールが点灯しなくなるまでの総点灯時間または、全光束が点灯初期に
測定した値の70%以下に下がるまでのいずれか短い方を推定したもの」になりま
す。
これを前提にLEDの寿命は40000時間と言われていますので
一日9時間点灯と考えると、約12年の寿命となります。
ですが、先ほどの定義にあるように、12年後には全光束が点灯初期値の70%以下
にまで下がっていますが、まだ現役で使用できるであろうと考えらます。
(つまり、多少は暗くなっているが、まだまだ現役状態)
・それ以外の部位
それ以外の部位についてはメーカーAの回答によると
「一般的な使用状態で平均寿命は8~10年」とのことです。
結論から申し上げると、LEDモジュールは8.5年使えそうだが、それ以外部位は
少し怪しいということになります。
5.まとめ
LEDは環境対策にも大変有効です。
また9年ほどで元を取れることを考えれば是非とも皆さんにも導入を考えて
いただければと思います。
限りある資源を次の世代にも残していけるようメーカーも省エネ商品の開発を
頑張っています。消費者もそれに答えるべきかなと僕は思います。
裏話ですが、各メーカーも蛍光灯の製造が順次終了していっています。
来年、再来年とLED照明の需要がもっとあがりますので
変えるなら今が最後のチャンスかもしれませんよ。
今では、仮設コンテナ事務所の照明もLEDですよー!
では、また紹介のできる情報があれば更新します。
hinaco-com-1127-denki.hatenablog.com
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— ひなCO@電気ブロガー (@HinacoB) 2019年1月4日
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